改修工事レポート(5)「そろそろ中間検査です」

そろそろ中間検査です

9月に入り、ホール棟の休館から4ヶ月目。準備期間も終わり、本格的な工事が進んでいます。
エントランス部分は8月いっぱい行ったダクト補強・落下防止ワイヤー設置など、高所作業車の出番がひと段落。

 

エントランスの隅っこでお休み中

写真1-2.jpg
 
9月第2週から残った作業を進めていきます。
 
人通りの多い場所での工事ですのでご来館の皆様にはご迷惑をおかけしますが、
引き続きご協力のほどよろしくお願いいたします。
 

多目的ホールホワイエ進捗

多目的ホールホワイエは天井解体後、補強材の製作と並行してスプリンクラー配管の補強を実施中。
9月下旬からは新しい吊り天井を設置する下準備に入ります。
天井まで組み上がった足場を上まで登ってみると、周りを囲む無骨なコンクリートの骨組みはなかなかの威圧感でした…!
 

金属足場と板を組み合わせて床を作っています

金属足場と板-1  金属足場と板-2

 

中間検査

またそんな中、早くも「中間検査」の実施が決まりました。
工事というのはできあがったら終わりではなく、第三者の専門機関による現場チェックに合格する必要があります。
しかし今回の工事は天井がメインで、足場を撤去してしまうと目視での確認が困難に。
1995年の阪神淡路大震災では、そうした部分に問題があり被害が拡大してしまった建物も多かったとか。
工事途中での検査の重要性が改めて問われるようになりました。
 
当館もまさに耐震化を目的とした工事を実施中ですので、足場の解体前にしっかりとした検査をしていただきます。
初回は9月11日に実施予定です。
 
 

9月からはより大所帯に

そして9月からは、トイレや屋上の防水など、後発の改修工事を行う業者さんが続々と合流されます。
大所帯になってきますので、全体を把握するため「安全協議会」の結成が決まりました。
今までと大きな変化があるわけではありませんが、日々の連携・調整、定期的な全体会議などを引き続き行います。
 
工事終了の3月まで残り約6ヶ月、安全衛生面の管理も含めた情報共有をいっそう強化し、
事故なくリニューアルオープンを迎えられるため、意識を高めていきます。
 
 
今回のレポートは以上です。
今後も情報発信を継続してまいりますので、次回もぜひご覧ください!

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